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No.2515 | 予算書への記入方法・科目について |
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お名前:天下の副将軍 | カテゴリー:会計・経理 知恵袋 | 質問日:2016年6月2日 |
一社法人の京都支部の年間予算書への記入方法(科目)についての質問です。 年間収入80万円(会費、助成金など)規模の団体ですが、予算書を作成するにあたり支出を計算すると30万円ほどの余剰金が発生する事になります。そこで予算書・支出欄に「次年度繰越金」として記入したこところ、理事から「支出欄に繰越金があるのはおかしい。予備費として計上してはどうか」との指摘がありました。 私は、予備費というのは本来調整金としての意味合いが大きいので、80万円規模の組織で30万円の予備費を計上するのは間違いだ。繰越金として計上すべき」といったのですが、理事は納得しません。そこで質問ですが、 1.予算書に次年度繰越金を計上するのはおかしい?間違い?でしょうか。 2.予備費に30万円を計上しても良いのでしょうか? |
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No.1 | 回答者:小山登 税理士 | 回答日:2016年6月2日 | |
そうですね「公益法人会計基準」や「社会福祉法人会計基準」「学校法人会計基準」などによると収支の差額は、前期繰越金や次年度繰越金として予算書や決算書類で処理されています ただ、単純かつ簡便な処理をする団体等では予算書のうえで収入(前期繰越金を含む)から支出を差し引きした金額をゼロとする慣行も多くあるようです 予算書で次期繰越金をゼロにして、すべて予備費に計上することも、ダメとは言えないでしょう ただ、支出欄に繰越金があるからおかしいというなら、前年繰越金はどこに有るのですか・・・もし収入欄に前期繰越金が有るなら支出闌に次年度繰越金が有っても良いと思います。予算書の体裁を当期の収入と支出だけにして当年度収支差額をだし、次に前年繰越金を加算したあとに次年度繰越金を示せばいかがですか 予備費が多すぎるなら一般会計から特別会計に繰り出すことも考えてください つまり・・・一般会計から周年事業積立会計や特別災害対策会計へ振り替えて予備費に計上する金額を少なくするのです 注) この回答は回答日時現在の各種法令、規則等に従い行われております。その後の法改正等に関するフォローについてはこの回答上では行っておりません。なお、この回答は回答者の経験、知識等に基づき行われておりますが、あくまでサービスの範疇にすぎず、最終的な責任について負うものではない点ご留意ください。 |
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回答者 | 大阪府高槻市の小山公認会計士税理士事務所 | ||
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