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収用による税対策
No.2349

収用による税対策

お名前:SKI 43 カテゴリー:所得税 知恵袋 質問日:2015年10月21日
今度、県道の拡張工事に伴い、私の医院と自宅の土地と建物が収用されることになりそうです。現在、補償会社の調査が終わり、大体の補償額が3億のようです。病院は築24年で減価償却も少しは残っているようです。私の考えでは、残地に以前より小さい半分ぐらいの建物を建てるしかなく、その費用は2億で済みそうで、1億ほど余ります。
実は、土地建物は3年前父が亡くなり、遺産相続ですので、長期譲渡所得となります。

そこで、質問ですが、
対価補償金の税扱いに対し、代替資産2億を申請した方が良いのか?それとも、5000万円の控除をうけて、新しい病院(多分1億ぐらい)の減価償却で長年にわたる節税にするか、どちらが得策でしょうか? 




No.1 回答者:西口毅 税理士 回答日:2015年10月21日
税理士の西口です

ざっくりと一般論でいえば、3億の収用補償金で代替資産2億を購入した場合、譲渡所得が2億円圧縮され、代替資産を購入しない場合に比べ、有利になる可能性はあると思います。

ただし、実際にそうなるかを含め、本件は、補償金の性質や種類、新旧建物の土地建物の内訳、現在の申告状況など、前提条件および金額をひとつひとつクリアにしていかないと、明確に回答することは難しいと考えます。

金額も大きい案件ですので、具体的な数値をもとに税務署または税理士に相談されることをお勧めいたします。

注) この回答は回答日時現在の各種法令、規則等に従い行われております。その後の法改正等に関するフォローについてはこの回答上では行っておりません。なお、この回答は回答者の経験、知識等に基づき行われておりますが、あくまでサービスの範疇にすぎず、最終的な責任について負うものではない点ご留意ください。

回答者 神奈川県横浜市港北区の西口税理士事務所
この回答は  (役にたった/2件)



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